「高所得者の年金停止案」の実現で「国民年金の納付期間5年延長」が近づくわけ 関西経済連合会の提言から今後の展開を解説 - (Page.13)

 
税金、年金

納付期間の5年延長は低所得者にメリットがある

国民年金の保険料を納付する上限を60歳から65歳に引き上げして、5年延長するという改正案があります。

2025年の年金改正で実現する可能性が高まったのですが、厚生労働省は2024年7月頃に改正の見送りを発表しました。

5年分の保険料の追加納付で、10万2,000円(1,700円×12月×5年)ほど老齢基礎年金が増えると、その分の国庫負担も増えるため、財源の問題に直面したと推測します。

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