【新NISA】投資信託の聞き慣れない用語〇〇とは?のまとめ - (Page.15)

 
投資、株式投資

【パターン2】

これは、投資家個人が保有するファンドの運用成績を表し、金額で表示されます。

なお、投資家個人が保有しているファンドのトータルリターンは、口座を保有している証券会社や銀行などの販売会社で確認できるので、購入した投資信託が「一体いくら儲かっているか、いくら損しているか」を知ることができます。

*簡単な計算のしくみ*
評価時点(保有時):時価評価額+分配金(累計)− 投資額(個別元本、再投資額含む)

売却時点:分配金(累計)+売却額(累計) − 投資額(個別元本、再投資額含む)

トータルリターンの仕組みは、いたってシンプルで、自分の「投資のサイフ」からお金の出し入れをイメージすると理解しやすいです。

「投資のサイフ」にあるお金の「出」と「入り」を区分けし、その差額が損益となります。

以上、用語の説明をしましたが、投資信託をより理解するためには、分配金のしくみや他のコストについても抑えておくと良いでしょう。

(執筆者:CFP、1級FP技能士 小林 仁志)

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