【国民年金】3つの種別とは? 各種別の補填策も - (Page.15)

 
税金

注意点としては、第2号被保険者が年末調整や確定申告によって、第3号被保険者が納めるべき保険料を代わりに納付したとしても、当該保険料を控除の対象にすることはできません

なぜなら、当該保険料は本人が納付すべきものであり、この点は国民健康保険料や国民年金保険料とは異なっている点であるため、注意が必要です。

活用できる制度は活用しましょう

雇用の流動化やさまざまな働き方がクローズアップされており、一生涯同じ種別で働き続けると言うケースは多くはないでしょう。

よって年金定期便等を通じて、将来の年金受給額を把握し、活用できる制度を活用してより充実した老後の生活を変えるような準備を進めることが重要です。

(執筆者:社会保険労務士 蓑田 真吾)

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