(1)基礎年金3割底上げの裏側――会社員にとっての衝撃的な影響とは? - (Page.3)
この改正によって、国民年金を受け取る人の受給額が本当に増えるわけではありません。
本来、現在の制度のままでは国民年金の受給額は今後も下がり続ける予定でした。これを、2036年度の水準で維持しようというのが今回の改正の狙いです。つまり、将来的に本来減るはずだった額を減らさないだけであり、「年金が増える」わけではなく、「減るはずだった分を減らさない」だけなのです。
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