60歳を過ぎて厚生年金保険料を払っていても国民年金の給付である老齢基礎年金の給付額は増えない? / 他 - (Page.8)

 
税金、年金

例えば、大学卒業後の22歳から働きだし62歳まで会社員だった方の国民年金の被保険者期間は、22歳から60歳までの38年間です。

この場合は、国民年金の被保険者期間が満額の40年分でなく38年分の老齢基礎年金が支給されるため、60歳から62歳まで支払っていた2年間分の厚生年金保険料は老齢基礎年金に反映されません

しかし、この2年分の老齢基礎年金に相当する金額が、経過的加算として老齢厚生年金から支給されるのです。
(執筆者:社会保険労務士、行政書士 小島 章彦)

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