老化のメカニズムや健康度を研究 豊かな老後を支えるための取り組みとは - (Page.1)

by 淺井 敏次
ライフ、シニア

ジェロントロジー(老年学)は幅広い学問で、医学のみならず、工学、経済学、心理学、社会学、法学などの研究者が分野横断的に連携しながら超高齢社会のあるべき形を探っています。

金融の取り組みも金融ジェロントロジーとして取り組んでいます。

「老後、第二の人生、余生」という考え方から脱却する取り組みについて解説します。

老齢学の生い立ちと変遷と老化、健康度の現状

老齢学の生い立ちと変遷

ジェロントロジー(Gerontology)= Geront(高齢者:ギリシャ語)+ology(学) ロシア生物学者イリヤ・メチニコフ(1908ノーベル生理学・医学賞)が創って提唱した造語です。

1903「ジェロントロジー」は当初、『なぜ人は老化するのか?』『どうすれば成人病を克服できるか?』即ち『人間の寿命をどこまで延ばせるか』が目的でした。

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