75歳まで繰下で84%増額? 年金を繰り下げた場合の注意点とは? - (Page.11)

 
ライフ、社会保障

繰り下げができないケース

66歳に達する前に遺族年金等を受け取る権利が発生したときが挙げられます。

理由として、もし、このケースで繰り下げができてしまうと、遺族年金や障害年金を受給しながら、その間に老齢年金を繰り下げて増額するといったことができてしまうためではないかと考えます。

しかし、例外的に、障害基礎年金のみ受給権がある方は、老齢厚生年金の繰り下げが可能とされています。

繰り下げは繰り上げと異なり、老齢基礎年金、老齢厚生年金を別々に請求ができるため、障害基礎年金のみの受給権者の場合、老齢厚生年金については繰り下げが可能という理屈です。

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