【銀行員が現場から解説】住宅ローンが払えなくなると、どうなるのか? - (Page.13)

 
住宅ローン

文書2「催告書」

「相手に特定の行為を要求すること」が催告の意味で、催告書では返済をしない状態が続いたら※1 期限の利益を喪失して、全額返済を求めるなど措置を講じると記載されています。

入金を依頼する点は同じですが、催告書では「◯月◯日までに返済しないと▲▲になりますよ」という文面で警告・最後通告をする文書になっています。

原則として、催告書などの重要文書は内容証明郵便(郵便物を配達した事実を郵便局が証明する郵便)になります。

これは、内容証明郵便にすることで転居など文書が届かなくても、銀行では催告書を届けたと主張できて、その後の処置が進められからです。

※1 期限の利益:毎回返済を遅れずに続ければ、35年など長期の返済期限までゆっくり返済できる権利のこと

参照:りゅうぎん住宅ローン契約書(金銭消費貸借契約書)

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