脂肪の歴史を探る新刊 科学的側面からも脂肪を分析 - (Page.13)

 
キャンペーン、買い物

著者のダムベリは、世界各地を訪れ、伝統的な脂肪料理を味わい、神話における乳の役割を調査し、酪農や畜産の歴史にも迫ります。さらに、味覚や健康への影響といった科学的側面からも脂肪を分析し、油脂の評価がロビー活動によってどのように変遷してきたかを描き出します。

本書では、脂肪の知られざる歴史から世界の脂肪料理まで、驚きに満ちた内容が展開されます。例えば、脂を食べたサルがヒトに進化したという仮説や、縄文土器が魚を茹でるための壺であった可能性、宗教改革の原因がバターにあったという説など、興味深いエピソードが満載です。

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