【10月の野菜の価格】食欲の秋、野菜はどうなる?農林水産省より、野菜の生育状況及び価格見通し発表 - (Page.9)

 
食生活、知っ得

品目

主産地

(10月の入荷シェア)

今後の生育及び出荷見通し

10月の価格見通し

(平年(直近5か年平均)比)

たまねぎ

北海道(97%)

主産地において、生育は順調であり、10月の出荷数量・価格は平年並みで推移する見込み。

平年並みで推移

ブロッコリー

北海道(36%)

長野(20%)

埼玉(18%)

北海道産・長野県産の出荷が減少し、埼玉県産の出荷が増加する。

北海道産は気温高により生育が前進しているため、切りあがりが早くなり、10月後半の出荷数量は平年を下回って推移する見込み。長野県産は8月の高温・干ばつの影響により歩留まりの低下がみられ、10月の出荷数量は平年を下回って推移する見込み。埼玉県産は夏場の天候不順の影響により、生育遅延・生育不良がみられ、10月の出荷数量は平年を下回って推移する見込み。

全体として、10月前半の出荷数量・価格は平年並みで推移し、10月後半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移する見込み。

〈10月前半〉

平年並みで推移

〈10月後半〉

平年を上回って推移

参照:農林水産省

注:「平年並み」とは、平年(過去5か年平均)との比率が概ね90%以上、110%以下であることを示しています。

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